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■キズ汚れ程度
風防:極小
裏蓋:極小
ベゼル:極小
ベルト:新品社外品
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セイコー クレドール 7770-6030 歴史
■ 1. モデル誕生の背景(1970年代末〜1980年代)
クレドール(CREDOR) は 1974年に誕生したセイコーの最高級ドレスラインで、
「金無垢・高級素材・薄型ムーブメント・宝飾仕上げ」をテーマにしたハイエンドシリーズです。
クレドールの名前はフランス語の “Crest d’Or(黄金の頂)” に由来し、
国産時計の中で 最上級ドレス時計 として位置付けられました。
その後、1970~80年代はセイコーが 薄型クォーツ高級機の開発で世界をリードした時代 であり、
7770-6030 はその流れの中で生まれた 初期〜中期クレドールの代表的な薄型クォーツモデル です。
■ 2. ムーブメント:Cal.7770
● 高精度アナログ・クォーツムーブメント
7770はセイコーが誇る初期高級クォーツのひとつで、
クレドール用に仕上げられた薄型ムーブメント。
特徴:
クォーツならではの高精度
極薄設計(薄型ドレス用キャリバー)
耐久性の高い構造
セイコーは1980年代に「世界最薄クォーツ」や「ジュエリーウォッチ」を多数展開しており、
7770もその潮流に属する高品位キャリバーです。
■ 3. 7770-6030 のデザイン的特徴
クレドール初期らしい“エレガントで薄い”王道スタイル が特徴です。
● 極薄ケース
2針・シンプルドレスで、袖口に完全に収まる薄型設計。
● 金色ベースの高級仕上げ
当時のクレドールは
18KYG、14KYG
金張りやGP(ゴールドプレート)
など、多彩な高級素材を使用。
7770-6030も 金色系のドレス仕様 が基本となります。
● シンプル&格調高い文字盤
ローマ数字またはバーインデックス
無駄のない2針構成
クレドール特有の落ち着いた“和の高級感”
● 裏蓋にCREDOR刻印
クレドールの上質さを象徴。
■ 4. 7770-6030 の位置づけ
このモデルは、
「クレドールが高級ドレスブランドとして定着していく時期の中心的なクォーツモデル」
に当たります。
宝飾寄りすぎず、普段使いも想定した実用ドレス
当時のセイコーの“薄型クォーツ技術”の到達点
国産最高級ラインの中では価格が比較的手に届きやすいクラス
そのため現在でも、
初期クレドールの雰囲気をしっかり味わえるヴィンテージ として人気があります。
■ 5. 製造年代の目安
1979〜1985年頃の製造が中心 と考えられます。
クレドール初期(74〜80年代)
薄型クォーツ黄金期
素材・デザインが“非常に80年代らしい”
シリアル番号から具体的な年式も特定できますので、
お手元の個体があれば読み取りも可能です。
■ 6. クレドールにおける歴史的価値
7770-6030 は次の点から評価されています:
クレドール初期の歴史を象徴する“薄型高級ドレス”
セイコーが世界をリードしていた 高精度クォーツ黄金期の実物
シンプル・クラシックで長く使えるデザイン
国産高級時計の進化過程を示す一本
現代のクレドール(スプリングドライブ・彫金モデル)とは方向性が異なる
「原点のクレドール」を体現した時計といえます。
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